(その4)
- 39 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 16:43:22.43 ID:lk4TZDMt0
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(その4)
ヒュー……
ヒュー……
ξ゚听)ξ「時間無制限。場所はドクオが見える範囲。相手を戦闘不能・降参にさせたほうが勝ち」
从'ー'从「武器は?」
ξ゚听)ξ「貴女にあわせるわ」
从'ー'从「ならOKで……んっしょ、っと」
ξ゚听)ξ「(スカートの下に武器を仕込むとか……)」
('A`)「(白……)」
(;'A`)「(って、アレは!!)」
- 40 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 16:45:14.88 ID:lk4TZDMt0
- 从'ー'从「私はこれで準備オッケーよ」
ξ゚听)ξ「ふぅん。そんなちっぽけな拳銃で私を倒せると思って?」
从'ー'从「ふふん、これは小さくても必殺の武器だよぉ」
パンッ
..ゞヾ:''ソ"'"''""''ソ:'ソッ,
.ヾ''゙ . "''ソμ,
ッヾ´ ノ `..彡
、ゞ ⌒) ミ ブワッ
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ´ -<´ 彡:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ヾ 、_) ミ ――――――――――――――
;;;;;;゙゙゙゙゙ ミ ノ ミ ――――――――――――――
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ミ ミ .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;....彡...........................
...............................ミ.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙/゙ゾ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ヾ ゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι
(注:AAはイメージです)
ξ;;゚听)ξ「ど、土管が消滅した?!」
('A`)「やっぱり……あれは黄金銃だ!」
- 41 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 16:48:22.23 ID:lk4TZDMt0
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ξ゚听)ξ「黄金銃?」
('A`)「うん……64のソフトでイヤってほどハメ殺されたから分かる。あれは……1発で相手を即死させるんだ」
从'ー'从「ふふふ、その通り。私の黄金銃は二の弾いらず。1撃で相手をしとめるよぉ」
ξ゚听)ξ「……手加減して倒せる相手じゃなさそうね……」
ガシャン
ξ゚听)「こちらもドリルを使わせてもらうわ」
('A`)「…………ねぇ、本当にやるの?」
ξ゚听)「ヒソヒソ(大丈夫、これは威嚇。ちゃんと渡辺には傷つけないって)」
('A`)「ヒソヒソ(…………頼むよ。あの子もだけど、ツンもぜったい怪我しないでね)」
ξ゚听)「あたりまえでしょ。わたしを誰だと思ってるの? 機械工学業界に悪名とどろくヴィップ研究所、
世界の期待を背中に背負い、不撓不屈の最新ボーカロイド。初音ツンとは私のことよ!」
('A`)「(……ツンって、たまに無駄にセリフがアツくなるよなぁ…………)」
从'ー'从「おーい、もうはじめてもいい?」
- 42 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 16:51:22.86 ID:lk4TZDMt0
-
ξ゚听)「お待たせ。いいわよ。ドクオ、おねがい」
('A`)「…………ボーカロイドファイト、レディ………」
('A`)「ゴウッ!」
从'ー'从「ていっ!」
从'ー'从 カスッ カスッ
从'ー'从「…………」
从'ー'从「…………あれれー。弾切れだよぉ……って、うわぁ!!」
ガバアッ
ξ゚听)「フリーズ」
- 43 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 16:54:19.17 ID:lk4TZDMt0
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('A`)「(一瞬で間合いをつめて、そのままツンが渡辺ちゃんを無力化、押し倒した……)」
(*'A`)「(……文字にするとエロい! 是非近くで見たい!)」
ξ゚听)「さ、降参しなさい。これ以上手荒いマネはしたくないわ」
从;'ー'从「…………わ、わかったy」
ターン
ξ゚听)「……え」
- 44 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 16:56:05.36 ID:lk4TZDMt0
-
ザザザザザーッ (←何かの狙撃でツンが吹っ飛ばされ、地面に投げ出された音)
从'ー'从「……ふぇ?」
(;'A`)「…………!!」
ξ;;゚听)「な、何で……」
バタッ
(;'A`)「つ、ツン!!」
从;'ー'从「ツンさん!!」
???「……リン、君はそろそろ眠ったほうがいい」
从;'ー'从「えっ……」
バタッ
謎のマント男「…………」
- 45 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 16:59:07.32 ID:lk4TZDMt0
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(;'A`)「!!」
マント「……貴方、人間ですね? それも一般人。いや、リンの敵と居るということは、敵でいいのかな」
(;'A`)「お、お、お、お前は誰だ!!」
マント「僕ですか。『鋼鉄の殺人人形<アイアン・メイデン>』と名乗ってもわからないでしょうね……
どうせ連れて行くんです。いいでしょう、僕は……」
バサアッ
从 ゚∀从
(;'A`)「……わ、渡辺ちゃん?!」
从 ゚∀从「……僕はハイン。そこで眠ってもらっている、リンの兄…………いや」
从 ゚∀从「兄貴分、といったところです」
- 46 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 17:03:02.00 ID:lk4TZDMt0
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突如現れた渡辺そっくりの少年、ハイン。彼女の兄貴分を自称する彼は何者なのか?
彼に腹部を撃たれたツンは大丈夫なのか? そして瀕死(?)なツンに対して、ドクオはどうするのか?
かつてないシリアスな展開。がんばれ、ツン! 負けるなドクオ! (この小説の)未来は君達にかかっているのだ
(おしまい)
To be next track…… - 47 : ◆vecY3hbM4I :2009/02/22(日) 17:05:20.84 ID:lk4TZDMt0
- これにてトラック3終了。地の文封印、って難しいね
支援レスとかありがとうございました -