その3
23 ◆vecY3hbM4I :2009/02/14(土) 01:12:27.96 ID:QsBheji90

(その3)

ξ゚听)ξ「んー、おいしかった。いい店知ってるじゃない」

('∀`)「でしょ? あのニンニクラーメンは絶品だよ」

ξ゚听)ξ「本当ね。でも、ちょっとキツいかな……あんた、ちょっとにおうわ。Bケアしときなさい」

('A`)「……臭覚、あるんだ」

ξ゚听)ξ「あたりまえじゃない。あんたの部屋のイカ臭さも指摘しなかっただけで、ちゃんと気づいてたわよ」

('A`)「……ごめんなさい」

ξ゚听)ξ「もうちょっとアンタは他人の目を気にしたほうがいいわよ」

('A`)「善処します……」

ξ゚听)ξ「さて、おなかも膨れたし……次は遊びにいきましょう」

26 ◆vecY3hbM4I :2009/02/14(土) 01:15:09.14 ID:QsBheji90

('A`)「買い物はもういいの?」
ξ゚听)ξ「これから先も時間はたっぷりあるし、必要になってからでもいいわ。
   それより私、一度行ってみたいとこがあるのよ」

('A`)「……ネズミーは遠いからダメだよ」

ξ゚听)ξ「馬鹿にしないで。ネズミーに心奪われるほどあたしは子供じゃないわ」

('A`)「(さっき電車であれだけはしゃいでたのに……)」


('A`)「……で、何処にいきたいの」

ξ゚听)ξ「うん、ほら。あそこなんだけど」

('A`)「ん……」

27 ◆vecY3hbM4I :2009/02/14(土) 01:19:00.49 ID:QsBheji90

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ニニ[_].         −ニニ三三三三三三三三三三三三三三三ニニ−     [__]ニニニ
ニニ[_].         −ニニ三三三三三三三三三三三三三三三ニニ−     [__]ニニニ


(A ) ' `
29 ◆vecY3hbM4I :2009/02/14(土) 01:21:30.50 ID:QsBheji90

ξ゚听)ξ「ね? いいでしょ」

('A`)「ちょ、ちょっと!!」

ξ゚听)ξ「ん? ドクオはあーゆう所キライ?」

('A`)「い、いや……キライじゃないけど……」

ξ゚听)ξ「なら問題ないわ。楽しみ〜」

('A`)「(ど、どういう事だ……あんなにボクをダメ男扱いしてたり罵ったりしてたのに……)」



(;'A`)「(ま、まさか人気を出すために18禁展開に?!)」


31 ◆vecY3hbM4I :2009/02/14(土) 01:23:56.27 ID:QsBheji90
バタン
ξ゚听)ξ「かわいらしい部屋ね」

(;'A`)「そ、そ、そうだね……」

ξ゚听)ξ「ちょっと、何どもってるのよ?」

(;'A`)「ご、ごめん……」

ξ゚听)ξ「全く。これからが本番なのに……ねぇ。私からやっていい? 」

(;'A`)「くぁwせdrftgyふじこlp;」

ξ゚听)ξ「誰よ、ふじこって」

(;'A`)「何でもない何でもない! 気にしないで……」

ξ゚听)ξ「ふぅん。ま、何でもいいわ……」


32 ◆vecY3hbM4I :2009/02/14(土) 01:26:45.31 ID:QsBheji90

ξ////)ξ「……はじめてなんだけど、へたでも怒らないでね」

Σ('A`)「            エイドリアーン」


 そう言うとツンは華奢な手でおずおずとそれを握る。
ボクの顔をちらちらと伺い、そっと口を近づけ────













ξ゚听)ξ「♪〜でんでんでんでんでんせつの〜 ほっとりめざしてさんぜんり〜♪」

('A`)「…………」
35 ◆vecY3hbM4I :2009/02/14(土) 01:28:39.44 ID:QsBheji90

(5分後)
ξ゚听)ξ「♪〜忘れられた一羽のはとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜♪」

('A`)「…………」パチパチパチパチ

ξ゚听)ξ「ふぅ、緊張したわ。どうだった?」

('A`)「……ツン、ここがどんな場所か知ってる?」

ξ゚听)ξ「個室で歌を歌うことのできる、カラオケボックスでしょ?」

(;'A`)「(……ダメだコイツ、何とかしないと……)」



(その4 へつづく)


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