(,,゚Д゚)は精霊使いのようです

4 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 21:34:16.31 ID:bxb1azcMO
〜これまでの主な登場人物&精霊〜

(,,゚Д゚) ギコ=モナルド 人
元素 風
装備 ロングソード 銀の胸当て
父親を探すために精霊界を目指している青年。何かと不器用だが、戦闘での判断力には光るものがある。ツッコミ担当

( ^ω^) ブーン 精霊
元素 風
装備 淡緑色のツナギ
ギコの精霊。語尾に「〜お」とつける白い豚な精霊。だが、癒し系。風呂好き。
現在、精霊界にて怪我の治療中。

ノパ听) ヒート=スナオ 人
元素 火
装備 ハルバード 鋼の胸当て
なんとなくギコの旅について来た元気のよい女の子。すごい単純な性格。アホの子。

从 ゚∀从 ハインリッヒ 精霊
元素 火
装備 レザーコート
ヒートの精霊。ちいさいくせにどこか大人びた雰囲気がある。しかし性格は中学生並。寝起き悪し。

( ・∀・) モララー=S=ファウス 人
元素 水
装備 ダガー 白い服
高価な機材をぶっ壊し、ロビー城の精霊研究施設をクビになった青年。困ったらクーにお任せ。
6 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 21:38:39.32 ID:bxb1azcMO
川 ゚ -゚) クール 精霊
元素 水
装備 水色のドレス
このパーティーで最も常識力のある存在(?)。モララーの世話をするのが面倒でしょうがないらしい。実はメンバーの中で一番ボケてる。

('A`) ドクオ=マダチェリー 人(?)
元素 ???
装備 ロングボウ ただの服 不細工な顔
VIP村に住む元狩人。今は精霊使いを目指しているが、今年で三浪目の29歳童貞。
かわいい女の子型の精霊とあんなことやこんなことをしたいらしい。

( <●><●>) ワカッテマス=アンダスト ???
元素 地
装備 ただの服
ギコが精霊使いの試験を受けた時の試験官。詳細不明。

( ΦωΦ) ロマネスク=スギウラ 人
元素 風
装備 大剣 皮の服
突然ギコを襲ったおっさん。元ラウンジの傭兵。詳細不明。

从'ー'从 ワタナベ 精霊
元素 風
装備 白のワンピース
ロマネスクの精霊。ブーンの知り合い。やるときはやるらしい。
9 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 21:43:57.94 ID:bxb1azcMO
爪'ー`)y‐『ふふふ……死んだか?』

これは……また……あの夢だ。

( ・∀ ∀・)『喉元を食い破った。生きているわけがない』

男が精霊神に近づく。
しかし、突然歩みを止めた。

爪'ー`)y‐『……おい、まだ生きてるぞ』

( ・∀ ∀・)『何を言って……嘘だろ?』

N| "゚'` {"゚`lリ『この……私を…簡単に殺せると思うなよ……!』

精霊神が立ち上がり、男と黒龍を睨んだ。

爪'ー`)y‐『さすが……神と呼ばれるだけはあるね』

N| "゚'` {"゚`lリ『この程度、かすり傷に過ぎん』

精霊神の傷が自然に塞がっていく。
あっという間に元通りになってしまった。

N| "゚'` {"゚`lリ『貴様らに私を殺すことはできん。早々に立ち去れ!!』

爪'ー`)y‐『ふふふ……そうみたいだね』

男が精霊神に背を向け、歩きだした。
黒龍が慌ててそれに続く。

10 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 21:47:38.65 ID:bxb1azcMO
( ・∀ ∀・)『いいのか?』

爪'ー`)y‐『よくない』

( ・∀ ∀・)『ならばなぜここを立ち去るのだ』

爪'ー`)y‐『おまえは馬鹿か。……まだ奴を殺すには材料が足りないんだよ』

( ・∀ ∀・)『……そうか』

爪'ー`)y‐『さて、あっちの世界に戻って調べるか』

爪'ー`)y‐『神を殺す方法をね……』

( ・∀ ∀・)『むこうの世界は嫌いなんだがな……』

黒龍はそう呟きながら、鈍い灰色の光を放つ。

光が晴れると、そこには人間の姿をした黒龍がいた。

爪'ー`)y‐『じゃあ行こうか、グリオーク』



男の行く先を知る前に、俺の意識は深い闇に落ちてしまった……

・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・
13 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 21:52:27.60 ID:bxb1azcMO
从;゚∀从「……」

あまりに美しい光景に、目を奪われた。
ヤクザのような顔をした男が、淡い緑の光に包まれる。
ゆっくりと光が消え、男がオチューを見据える。
いつの間にか、ワタナベの姿は無くなっていた。

( ΦωΦ)「『mode-緑翼』」

背に淡緑色の翼を生やし、ロマネスクは大剣を構えた。

( ΦωΦ)「さて、どこから切り刻んでやろうか」

ロマネスクの体が宙に浮く。
オチューはそれ目掛けて触手を振り下ろした。

が、触手はロマネスクにぶつかる前に真っ二つにされた。

( ΦωΦ)(大分脆くなってるじゃねぇか。坊主達も割と頑張ったんだな)

ロマネスクは大剣を構え直すと、オチュー目掛けて一気に下降。
襲い掛かる触手の間を抜い、オチューの眼前まで迫る。

( ΦωΦ)「『mode-風刃』」

ロマネスクの翼が消え、大剣が淡緑色の光に包まれた。

14 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 21:56:22.83 ID:bxb1azcMO
眼前まで迫ってきたロマネスクに対し、オチューは毒の花粉を飛ばし始めた。

从;゚∀从「毒だ!危ねぇ!」

ロマネスクは毒の花粉を気にせず突っ込んで行った。
そして、大剣を一振り。

( ΦωΦ)「『つむじ風』」

強い風が毒の花粉を吹き飛ばした。
オチューは続いて消化液を吐き出す。

( ΦωΦ)「往生際が悪いな……」

( ΦωΦ)「『mode-そよ風』」
ロマネスクの体が透けた。
消化液はそのロマネスクの体をすり抜けてしまう。

( ΦωΦ)「『mode-風刃』」

再び大剣が光り輝く。
ロマネスクの体ももとに戻っていた。

( ΦωΦ)「これで終わりだ……!!」
16 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:01:37.18 ID:bxb1azcMO
(#ΦωΦ)「『風斬りノ刃』!!」

オチューの頭上で、大剣を振り下ろした。
振り下ろし、少し遅れて巨大な緑色の刃がオチューを襲った。


オチューの右半身と左半身が分離する。
切れた痕からは毒々しい色をした体液が噴き出した。

( ΦωΦ)「……『解除』」

ロマネスクが呟く。
すると、またロマネスクの体が光りだし、背中から淡緑色の光の球が飛び出した。
光の球は徐々に形を作り出し……

从'ー'从「ふぅ〜……」

从;゚∀从「あんたどこ行ってたんだ!?トイレか?」

川 ゚ -゚)「違う。シンクロしてたのだろう?」

从'ー'从「そうですよ〜」

从;゚∀从「……は?」

( ΦωΦ)「お前、『シンクロ』も知らんのか」

从 ゚∀从「クー先生お願いします!!」
18 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:05:56.98 ID:bxb1azcMO
川 ゚ -゚)「クー先生は今ギコくんの治療中です!モララー先生お願いします!」

視線がモララーに集中する。
モララーはピクリとも動かない。

川 ゚ -゚)「おい、モララー起きろ」

ノハう兪)「呼んだかー……?」

从'ー'从「モララー先生!!説明お願いします!」

从 ゚∀从「そいつはモララーじゃねぇよ」

ハインがモララーの頬を叩いて起こそうとした。
しかし、反応がない。

从;゚∀从「クー先生!!モララー先生が息してません!」

川 ゚ -゚)「な、なんだってー!?」

从;'ー'从「は、早くなんとかしないと!誰か人工呼吸!!」

川 ゚ -゚)「よし!ヒート、行け!」

ノパ听)「まかせろぉぉぉ!!」
21 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:09:31.61 ID:bxb1azcMO
ヒートがモララーの傍らに座った。
腕をブンブンと振って、やる気を表す。

ノパ听)「ところでじんこーこきゅーってなんだぁぁぁぁ!?」

川 ゚ -゚)「ダメだこりゃ」

(゚- ゚ 川「ハイン」

从 ゚∀从「やだよ」

(゚- ゚ 川「モララーが死ぬぞ」

从 ゚∀从「じゃあ自分でやれよ」

川 ゚ -゚)「やだよ。ハインがやってくれ」

从 ゚∀从「あんたのマスターだろが」

川 ゚ -゚)「嫌なもんは嫌なんだ。頼むよ」

从 ゚∀从「だからなんで俺が……」

川 ゚ -゚)「いやいや、ハインが……」

从 ゚∀从「いやいや、クーが……」

川 ゚ -゚)「いやいy」(#ΦωΦ)「ダァーッ!!もう俺がやる!どけっ!!」
23 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:14:06.64 ID:bxb1azcMO
ロマネスクがモララーに人工呼吸を始めた。
さすがは元傭兵といったところだ。
手際がいい。

从*゚∀从「おぉ……すげぇ……」

从*'ー'从「中で舌が絡み合ってるんですかね?」



从 ゚∀从「やめてくれ。想像しちゃったじゃないか」

川 ゚ -[◎]ジーッ……

从 ゚∀从「そしておまえはどっからカメラ出したんだ。というかいつカメラ手に入れたんだ」

从'ー'从「あ、それ私のです」

从;゚∀从「おまえかっ!!……どこで手に入れたんだ?」

从*'ー'从「荒野にあるお店のご主人からいただきました!」

川 ゚ -[◎](あとでみんなに見せてやろう……)

( ΦωΦ)「おい、息を吹き返したぞ」

(li・∀・)「あれー?お花畑はどこー?」

川;゚ -[◎](なんという回復力……!!)
25 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:18:24.83 ID:bxb1azcMO
( ΦωΦ)「まだ傷が完全に治ってない。ワタナベ、なんとかしてやれ」

从'ー'从「は〜い」

ワタナベがモララーの方へトコトコと走っていった。

( ΦωΦ)「これであのガキは大丈夫だろうが……」

ロマネスクが気にかけたのはギコの事。
体のあちこちを骨折。
右目は毒のせいでその機能をほとんど失っていた。

川 ゚ -゚)「表面の傷は治した。今は目の治療中だ」

从 ゚∀从(ビデオ撮ってたくせに!)

ノハ;゚听)「ギコ!?なんかすごい大怪我してるぞぉぉぉ!?」

先程まで気絶していたヒートがようやくギコの容態が悪いことに気づいた。
その後、キョロキョロと辺りを見渡し、もう一ついつもと違う点に気づく。

ノパ听)「……ブーンはどこだぁー?」

从 ゚∀从「あー……まぁあれだよ。強制送還ってやつ」

ノハ;゚听)「ブーンがやられちゃったのか!?」

从 ゚∀从「二、三日で帰ってくるから心配すんなや。な?」

ノハ;゚听)「……」
27 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:23:12.09 ID:bxb1azcMO
ノハ;゚听)「強制送還……ってなんだ?」

从;゚∀从「お前もよくそれで精霊使いになれたな」

从 ゚∀从「ようするに精霊界に行ったってことだ」

ノハ;゚听)「ブーンは精霊界の行き方知ってたのか!?教えてくれなかったぞぉぉ!?」

从 ゚∀从(こいつ……めんどくせぇ!!)

ハインがヒートに強制送還について説明を始めた頃、
クーは珍しく焦っていた。

川;゚ -゚)(ギコの奴……大分怪我を治したのに起きてくる気配がない……)

川;゚ -゚)(いや、落ち着け。いくら精霊使いとはいえこいつも人間だ)

川;゚ -゚)(問題は体の内部のダメージだな……)

从'ー'从「モララー先生の治療終わったよ〜」

川 ゚ -゚)「ん……?ああ、ありがとう」
  _, _
川 ゚ -゚)「ん?終わった?」

从'ー'从「うん、あのとおり」
29 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:29:11.71 ID:bxb1azcMO
( ・∀・)「いやー、死んだおばあちゃんが僕を呼んでたんだよー」

( ΦωΦ)「はっはっ。行かなくてよかったな」

ワタナベが指さした方を見ると、モララーはロマネスクと談笑していた。
顔色も悪くないし、痛そうにしてる様子がない。

そんなことよりも驚くべきはそのスピードだ。
最初、モララーがやられたときはブーンとクー二人で相当の時間を用したが、完治には至らなかった。
だが、ワタナベはその十分の一にも満たないスピードでモララーを完治させた。
いくらある程度回復していたとはいえ、このスピードは異常だ。

川 ゚ -゚)(なぜだ……?)

クーはワタナベの事を昔から知っている。
精霊界にいた頃の彼女は、ドジっ娘で、
お菓子を作る時に、よく砂糖と青酸カリを間違えていた。

川 ゚ -゚)(わからない……)

もう一つ、ロマネスクのことも気になる。
呼吸が止まってどれくらいかわからない人間を簡単に蘇生させた。
川 ゚ -゚)(なぜ……)


川;゚ -゚)(なぜあの二人は初対面なのにあんな仲良く談笑してるんだ!)

30 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:34:37.30 ID:bxb1azcMO
从'ー'从「クーちゃん?」

川 ゚ -゚)「ん?ああ……すまない。考え事をしていた」

从'ー'从「じゃあギコくんの怪我治そう」

ワタナベの周りから出てきた風がギコを包む。
ギコの体の小さな傷も消えていった。

从'ー'从「体の内部の損傷がひどいみたいだね……。あちこち内出血してる」

川 ゚ -゚)「むぅ……」

从'ー'从「これはクーちゃんの管轄外だね。あとは私に任せて」

川 ゚ -゚)「……そうだな」

水の精霊の能力は、水の生成、氷の生成、水の液体・固体・気体化を自由に行えること
細胞の自然治癒力をあげる効果のある液体を出すことなどだ。

それに対し風の精霊の能力は、風の発生、空気の層の生成
細胞の自然治癒力をあげる効果のある成分を含んだ風を出すことで、
水の精霊と違い、傷口のみではなく体の内部も含む全身に作用する。


从'ー'从(あれれ〜?傷が治ったのに全然意識が回復する傾向がないよ〜?)
32 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:41:19.92 ID:bxb1azcMO
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・

(,,-Д゚)「ん……」

(,,゚Д゚)「ここは…どこだ?」

目を覚ますと、そこは見知らぬ草原だった。

(,,゚Д゚)「みんな……はいないな」
また夢かと思って、思い切り頬をつねってみる。
痛い。

(,,゚Д゚)(夢じゃない……?じゃあここは?)

少し辺りを見てまわる。
どこまでも草原は広がっていた。

(,,゚Д゚)「一体なんなんだこれは」

本当になにもない。
少し丘になっているところに登ってみたが、周りになにも見当たらない。

(,,゚Д゚)(え?俺死んだ?)

そんなわけないと頭を振る。
だが、自分がどんな状況にあるのかわからないのは確かだった。
35 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:45:55.99 ID:bxb1azcMO
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの?」

(゚Д゚;)「おぉっ!?」

後ろから声をかけられて振り向くとそこには一人の女性が立っていた。
さっきまで誰もいなかったので俺はひどく驚いた。

(;゚Д゚)「あ、あんたは……?」

ζ(゚ー゚*ζ「私?そうね……。みんなからはデレって呼ばれてるわ」

その女性の身長は、ヒートより少し低い程度。
年齢は自分と同じくらいだろうか。
しかしそれにしては大人びたふいんき(←ry)がある

(,,゚Д゚)「ここはどこだ?」

ζ(゚ー゚*ζ「ここ?ここは精霊界の『光の草原』よ」

(;゚Д゚)「精霊界だって!?」

ζ(゚ー゚*ζ「ええ」

(;゚Д゚)「そんな……まさか……」

ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの?」

36 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:49:28.40 ID:bxb1azcMO
精霊界に来た。
自分の旅の目的地に着いたのだ。
だけど……

(;゚Д゚)「仲間達が……」

そう、ヒートもハインもモララーもクーもいない。
まだ向こうの世界にいるのだ。

自分一人で精霊界に来ても意味がない。

ζ(゚ー゚*ζ「うふふ。なんだ、そんなこと心配しなくてもすぐ戻れるわ」

(,,゚Д゚)「……え?」

ζ(゚ー゚*ζ「ねぇ、少しお話しましょう?」

デレは突然振り返り、丘を下って行った。
俺は慌ててそれを追う。

(;゚Д゚)「おい!待ってくれよ」

ζ(゚ー゚*ζ「やだ」

デレはこちらを見ずにそう言った。
それにしても彼女は歩くのが早い。
俺が必死で走ってるのになかなか追いつけない。
38 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:53:01.88 ID:bxb1azcMO
ζ(゚ー゚*ζ「あ、そこ小川があるから気をつけてね」

(,,゚Д゚)「小川?」

目の前には草の生えた大地しかない。
しゃがんでじっと目を凝らすが、小川などどこにもない。

(,,゚Д゚)(何言ってるんだこいつ……)

無視して一歩踏み出した。
すると、「ジャボッ」という音がして、足が地面に埋まる。

(;゚Д゚)「冷たっ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「だから言ったのに」

デレはクスクスと笑っていた。
足を地面から引き抜くと、ポタポタと足から雫が落ちる。

目には見えないけどどうやらここには本当に小川があるらしい。

(;゚Д゚)「どうなってるんだ……?」

ζ(゚ー゚*ζ「言ったでしょ?ここは『光の草原』だって」

デレがこちらに歩いてきた。
そして、俺の頭に触れて何かを呟いた。
40 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 22:56:15.76 ID:bxb1azcMO
一閃。
一瞬目の前が真っ白になる。

(;゚Д゚)「……な?」

再び景色に色がついた時、一面草原だったこの場所は
野原に立地する小さな村になっていた。

そこには多くの精霊がいて、興味深そうにこっちを見ていた。

(;゚Д゚)「ここは……?」

ζ(゚ー゚*ζ「『光の草原』。精霊達の村がある場所だよ」

(;゚Д゚)「あんた……まさか……?」

ζ(゚ー゚*ζ「光の精霊、ルナのデレよ」

(,,゚Д゚)「あんたも精霊……?」

ζ(^ー^*ζ「うふふ。わからなかった?」

(,,゚Д゚)「まったく」

ζ(゚ー゚*ζ「まぁいいわ。ついて来て」

デレに先導され、精霊の村をひた歩く。
辿り着いたのは教会のような場所だった。
42 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:00:31.30 ID:bxb1azcMO
( ´ー`)「おぉ帰ったか、エデン」

ζ(゚ー゚*ζ「ただいま。リバイア」

(,,゚Д゚)「エデン……?リバイア……?」

ζ(゚ー゚*ζ「あだ名みたいなものよ。気にしないで。
あと、彼は水の精霊、ウンディーネのシラネーヨよ」

( ´ー`)「どうも」

若い男性の姿をした精霊が軽く会釈をした。
つられてこちらもお辞儀をする。

(,,゚Д゚)(でかいな……こいつ。俺より背が高いんじゃねぇか?精霊のくせに生意気な……!!)

( ´ー`)「どうかしましたか?」

(,,゚Д゚)「いや、なんでもないです」


階段を上がり、小さな部屋に入る。
そこには机と椅子があった。
デレの向かいの椅子に座って、シラネーヨが持ってきてくれたお茶を一口飲んだ。

ζ(゚ー゚*ζ「綺麗でしょ、ここ」

(,,゚Д゚)「まぁ……さすが精霊界って感じだな」
45 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:04:38.92 ID:bxb1azcMO
ζ(゚ー゚*ζ「そうでしょう?……なのになんで、あんな幻術を使ってたかわかる?」

(,,゚Д゚)「幻術?」

ζ(゚ー゚*ζ「あの草原のことよ」

思い出されるのは、あのどこまでも広がる草原。
デレがいなかったら俺はきっとあの幻覚から抜け出せず迷子になっていただろう。

(,,゚Д゚)「なんか意味でもあるのか?」

ζ(゚ー゚*ζ「当たり前よ」

(,,゚Д゚)「うーん……。ここの村の存在を知られたくないから?」

ζ(^ー^*ζ「半分正解ね」

(,,゚Д゚)「ちょっと待て。俺はこの村の存在を知っちゃったぞ。いいのか?」

ζ(゚ー゚*ζ「大丈夫よ。あなたは『闇』じゃないから」

(,,-Д゚)「闇?」

ζ(゚ー゚*ζ「そう、『闇』。私はその話がしたくてずっとあなたにコンタクトしてたのよ」

(,,゚Д゚)「してた……っていつ?」

ζ(゚ー゚*ζ「夢で。心当たりあるでしょう?」

46 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:07:06.97 ID:bxb1azcMO
(,,゚Д゚)「夢……?」

夢。
男と龍と神が出てくる奇怪な夢。

(,,゚Д゚)「あの夢を……君が?」

ζ(゚ー゚*ζ「そうよ。光の精霊の力でね」

(,,゚Д゚)「なんでそんなことを」

ζ(゚‐゚*ζ「……あれはね、夢じゃないの。現実にあったことなの」

デレの顔から笑顔が消えた。
先程まであったどことなく暖かい雰囲気が一変する。

(,,゚Д゚)「現実に……?」

ζ(゚‐゚*ζ「話すと長くなるんだけどね……」

ζ(゚‐゚*ζ「昔、あなたたちの世界が狂っていたとき、精霊神様は七つの元素を司る龍達を創った。
龍達は各々の元素から精霊を創り、
精霊達は人間達を助けるため、そっちの世界に行った」

ζ(゚‐゚*ζ「精霊のおかげで、人間達は平和な生活を取り戻したの」

47 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:09:22.62 ID:bxb1azcMO
ζ(゚‐゚*ζ「でも、それを面白く思わなかった者達がいた……。それが『闇』」

ζ(゚‐゚*ζ「『闇』は悪い心を持った人間、精霊などが集まったもののこと」

ζ(゚‐゚*ζ「そしてそのリーダー格の男が精霊界にやってきた。あとは……あなたが夢で見た通りよ」

(,,゚Д゚)「龍を連れた男が精霊神を殺そうとした……ってことか」

ζ(゚ー゚*ζ「そういうこと」

(,,゚Д゚)「でも……なんでそれを俺なんかに?」

ζ(゚、゚*ζ「それは……」

デレが言葉を詰まらせた。
何か言いたくないことでもあるのだろうか。
そのデレの様子を見てシラネーヨが口を開いた。

( ´ー`)「エデン。伝えたいことは伝えたのだろう?早く帰してやりなさい」

ζ(゚ー゚*ζ「ああ……そうね」

(,,゚Д゚)「あの、質問の答えは?」

ζ(゚ー゚*ζ「次会った時に教えてあげるわ」
49 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:11:48.65 ID:bxb1azcMO
デレが何かを呟くと、自分の体が少しずつ消えてていく。

(;゚Д゚:.「あ、ちょっと待ってくれ!聞いておきたいことがあるんだ!」

ζ(゚ー゚*ζ「何?」

(;゚Д:..「精霊界にはどうやって来ればいいんだ!?」

ζ(゚ー゚*ζ「ごめんね。それは言えないの」

ζ(゚ー゚*ζ「でも大丈夫よ。あなたなら……ギコならきっと辿り着けるから」

(;゚::..「え?俺……名前教えてないぞ……?」

ζ(^ー^*ζ「バイバイ。またね」

(;゚::...「お、おい!」

デレの腕を掴もうと手を伸ばしたが、その手がデレに触れる前に意識が闇に落ちた。


・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・

50 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:13:42.75 ID:bxb1azcMO
川 ゚ -゚)「きれいな顔してるだろ?死んでるんだぜ。それで……」

从#'ー'从「ギコくんは死んでないよ!!意識が戻ってないだけでまだ生きてる!」

川 ゚ -゚)「だってあれから一日経つぞ」


現在、クー達はロビーの町のとある宿屋にいる。

オチューと戦ってから一日。
全員の怪我はもうほとんど良くなっている。
ヒートはハインと一緒に町へ出て行った。
ロマネスクはクエスト屋に行った。
モララーはベッドで寝ている。


川 ゚ -゚)「生きているとはただ呼吸をしてることではないぞ」

从'ー'从「どういうこと?」

川 ゚ -゚)「本人が生きていると実感しなければそれは死んでると大差ない。
ようするにどんな健康体でも生きている意味を考えられなければそれは死んでると言っても過言ではないのだ。
最近の若者を見てみろ。
ただ朝起きて飯食ってゴロゴロして飯食ってゴロゴロして飯食って夜寝る。
こんなのが生きていると言えるのか?いや、言えないだろう。
だいたい近頃自分の命を大切にしない奴が多すぎる。
わざと危険なことに挑戦するなどということは私に言わせてみれば自殺行為も同じだ。
かと言って生きることに絶望して死を選ぶ奴。
これはもう論外。話にならない。
そんな根性無しには死すら生温いであろう」
52 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:16:12.84 ID:bxb1azcMO
川 ゚ -゚)「ようするに生きることについて考えようとしない奴は負け組ってことだ」

从'ー'从「なんか話が難しすぎて八割理解できなかったけど、よくわかりました!」

川 ゚ -゚)「うむ、よろしい」

(;゚Д゚)「よくねぇよ!」

横から突然口を挟まれたクーとワタナベがこっちを見てきた。
そしてなぜかクーの方から舌打ちをする音が聞こえた。

(;゚Д゚)「今のクーの話と俺を死人扱いした事ってほとんど関係ない!
あと、ワタナベ!八割理解できなかったってことはわからなかったってことだ!
そしてモララー!なんで一緒のベッドで寝てるんだぁぁぁぁ!!」

(;゚Д゚)(……一息で言うと疲れるな)

从;'ー'从「……いつの間に起きたんですか?」

(,,゚Д゚)「『きれいな顔してるだろ?』辺りで」

川 ゚ -゚)(ヤロォ……全部聞いてやがったな!プンプン!)

(,,゚Д゚)「……ところでヒート達は?」

从'ー'从「町をうろついてくるって言ってたよ」

(,,゚Д゚)「ふーん。そうか」
55 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:19:36.15 ID:bxb1azcMO
ワタナベに素っ気ない返事を返した俺は、未だ夢の中のモララーにジャンピングかかと落としを喰らわせた。
「へみょぉ!!」という珍妙な声を出して、モララーがベッドから跳び起きる。

(;・∀・)「い、痛いよ!?なんで?」

(,,゚Д゚)「なんとなくだ」

(;・∀・)「ひどい!てか、いつの間に復活したの!?」

(,,゚Д゚)「さっきだ」

( ・∀・)(くそ……おでこに肉って書こうと思ってたのに……)

(,,゚Д゚)(おでこに肉って書こうと思ってたんじゃないかなぁ……)

( ・∀・)(おでこに肉って書こうと思ってたんじゃないかなって思ってるんじゃないかな……)

(,,゚Д゚)(おでこに肉って書こうと思ってたんじゃないかなって思ってるんじゃないかなって思ってるんじゃないかな……)

( ・∀・)(おでこに……やっぱやめた。キリがない)


ここでもう一人足りない事を思い出し、少し胸が痛くなる。
自分の相棒……ブーンはまだ帰ってきてないようだ。

56 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:23:29.02 ID:bxb1azcMO
(,,゚Д゚)(ブーンは今どうしてるのかなぁ……)

( ・∀・)(ブーンは今どうしてるのかなぁって考えてるんじゃないかな……)

(,,゚Д゚)「やめてくれモララー」

(;・∀・)「なんでわかった!?」


・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・

一方のブーン……

( ´ω`)「……」

ブーンは神殿のような豪華な造りをした建物の中にいた。
その表情は優れない。

( ´ω`)「ひまだお……」

ギコに買ってもらったツナギは今は着ていない。
そしてその白い体には痛々しい傷痕があった。

( ´ω`)「傷が完全に治るまで外に行けないとかひどいお……」
59 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:27:19.68 ID:bxb1azcMO
ミセ*゚ー゚)リ「暇かい?」

( ^ω^)「おー……?ミセリかお?」

ブーンにミセリと呼ばれた少女は、デレと同じくらいの背丈で、
黄緑色のワンピースを着て、麦藁帽子をかぶっていた。

( ´ω`)「ひまだお。早く向こうに帰りたいお」

ミセ*゚ー゚)リ「まぁ仕方ないよね。傷が治るまでここから出られないから」

ミセリがブーンの隣に座る。
すると、室内なのにも関わらず風が吹き抜けた。

ミセ*゚ー゚)リ「向こうの世界はどう?」

( ^ω^)「お!楽しい事がいっぱいだお!」

(;^ω^)「でも怖いこともいっぱいあるお……」

ミセ*゚ー゚)リ「ふふ。そうなんだ。ねぇ、ブーンのマスターはどんな人?」

( ^ω^)「優しくて強いお!それですっげぇタフだお!」

ミセ*゚Д゚)リ「違う違う。そういうことじゃなくって」

(;^ω^)「お?どういうことだお?」
62 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:30:36.91 ID:bxb1azcMO
ミセ*゚ー゚)リb「イケてるか、イケてないかってこと」

ミセリが親指を立てて、やけにスッキリした表情で言った。
ブーンはそれに冷ややかな視線を送る。

ミセ;゚Д゚)リ「なによその目!」

( =ω=)「なんでもないおー」

ミセ*゚ー゚)リ「で、結局のところどうなの?」

( ^ω^)「うーん……多分イケてる方だと思うお」

ミセ*゚ー゚)リ「そうかそうか。……今度紹介してね」

( ^ω^)「だが断る」

ミセ*゚3゚)リ「つまんない奴」

頬を膨らませるミセリを見て、ブーンが笑う。
ミセリは自分を笑ったブーンの頭を拳でグリグリとした。

二人のやり取りは、まるで姉弟のようだった。
そんな二人を優しく見守る影が一つ。

( ^ω^)(ブーン……)

ブーンの兄、ニシカワである。
66 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:34:30.48 ID:bxb1azcMO
ミセ*゚ー゚)リ「あ、ニシカワくん」

ミセリがニシカワに気づき、声をかける。
しかし、ニシカワは慌てて逃げて行ってしまった。

( ^ω^)「兄ちゃんいたのかお?」

ミセ;゚ー゚)リ「走って逃げてっちゃったけどね」

( ^ω^)「おっおっ。兄ちゃんは女の子が苦手だからだお。相変わらずだお」

ミセ*゚ー゚)リ「女の子の前に『かわいい』を入れ忘れてない?」

( ^ω^)「忘れてないお!」

ミセ#゚Д゚)リ「そこ空気読めよ!」

(;^ω^)(ブーン的には空気読んだつもりだお……)

ミセリから罵声を受けながらも、笑顔のままのブーン。
ミセリのおかげで少し気持ちが晴れたようだ。

( ^ω^)(しかし兄ちゃん……。おばあちゃんに話かけられても悲鳴あげて逃げ出すのはやめてほしいお)

ミセ#゚Д゚)リ「ちょっと!聞いてる!?」

( ^ω^)「聞いてないお!」

ミセ#゚Д゚)リ「胸を張って言うなぁぁぁ!!」
70 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:40:38.98 ID:bxb1azcMO
ミセリにバシバシ叩かれて、少しだけ困った顔をするブーン。
ニシカワは、それを遠くの壁に隠れながら見ていた。

( ^ω^)(あんなに小さかったブーンがこんな立派になって……)

( ^ω^)(兄ちゃんは意気地無しだから向こうの世界に行けないけど)

( ^ω^)(兄ちゃんはここからお前の事をじっと見守ってるぞ!)

( ^ω^)(だから頑張れよ!ブーン!)

とても弟思いのニシカワは、毎日のようにブーンのことを心配していた。
本当はブーンと一緒に向こうの世界に行きたいくらいだったのだが……

(*゚ー゚)「あれ?ニシカワくんなにやってるの?」

( ゚ω゚)「うっきゃぁぁぁぁ!!」

==≡≡≡┏(;゚ω゚)┛「いゃぁぁぁぁぁぁ!!」

(;*゚ー゚)「ニシカワくん!?」(顔から手が!!)


……彼の度を超えた女性嫌いがそれを許さなかった。
73 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:45:07.33 ID:bxb1azcMO
( ^ω^)「お?今兄ちゃんの悲鳴が聞こえた気がするお」

ミセ#゚Д゚)リ「ブーン?まだ話は終わってないよ?」

(;^ω^)(そろそろめんどくさくなってきたお)

(*゚ー゚)「あ、ミセリちゃんにブーンくんまた痴話喧嘩?」

ミセ#゚Д゚)リ「んなわけあるかぁ!!」

( ^ω^)(ちわげんかってなんだお?)

(*゚ー゚)「ふふ。冗談よ」

ミセ#-ー-)リ「もう……。で、しぃは何しに来たの?」

(*゚ー゚)「ブーンくんの様子見。割とひどい怪我らしいから」

( ^ω^)「お!もう大丈夫だお!」

(*゚ー゚)「……」

元気をアピールして、跳びはねるブーン。
しぃはそのブーンの傷痕を執拗に見ていた。

(;^ω^)「お?どうしたお?」

74 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:47:16.95 ID:bxb1azcMO
(*゚ー゚)「……あと4日」

(;^ω^)「お?」

(*゚ー゚)「あと4日は絶対安静よ。いい?」

(;^ω^)「4日……だと……?」

( ^ω^ )

(*゚ー゚)「こっちみんな」



・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・

ヒート&ハイン

ノハ*゚听)「あのヤクザさんの『しんくろ』ってすごいなぁぁぁ!!」

从 ゚∀从「『精霊と人間が極限までお互いを信頼した時に使えるようになる』って言ってたな」

ノハ*゚听)「私はハインの事をすごい信頼してるぞぉぉぉ!!」

从 ゚∀从(俺はたまにヒートが心配になるんだよな……。これじゃダメだ。
俺もヒートをもっと信用しないとな)
77 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:50:04.49 ID:bxb1azcMO
ノパ听)「ところでここはどこだぁぁぁ!?」

从;゚∀从(前言撤回!!やっぱこいつは簡単に信用できねぇ!!)

从;゚∀从「どうすんだよ。俺も道は覚えてないぞ?」

ノパ听)「とりあえず、来た道を戻るぞぉぉぉ!そのうち帰れるだろぉぉぉ!!」

从 ゚∀从(一体この自信はどこからくるんだ!?)

ノパ听)「行くぞぉぉぉ!!」

从 ゚∀从(でも、こいつの事見てるとなんとかなる気がするから不思議だよな……)




……しかし、結局ヒート達が宿に帰ったのは夜遅くになったという。
ヒートとハインが『シンクロ』できるようになるのは、大分後になりそうだ……。

〜第四話〜 完
79 : ◆4br39AOU.g :2009/03/18(水) 23:53:09.86 ID:bxb1azcMO
第四話後編は以上です。
ちょっと短かったかな?

続いておまけに入ります。
質問はおまけの後に受け付けますのでもうしばらくお待ち下さい……
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/18(水) 21:30:03.84 ID:9WIHqOXrO
http://imepita.jp/20090318/769980
童貞の精霊も応援しています
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/18(水) 22:28:43.76 ID:9WIHqOXrO
支援上等
http://imepita.jp/20090318/807670
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/18(水) 22:44:52.86 ID:9WIHqOXrO
支援

http://imepita.jp/20090318/817590
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/18(水) 23:37:26.17 ID:9WIHqOXrO
よくねぇよ支援
http://imepita.jp/20090318/848650
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/18(水) 23:55:09.00 ID:9WIHqOXrO
乙でした
http://imepita.jp/20090318/860600
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/19(木) 00:08:39.57 ID:bdbJuPKMO
http://imepita.jp/20090319/004790
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/19(木) 00:33:47.16 ID:bdbJuPKMO
なべさんに投票間に合わなかった……ッッ

http://imepita.jp/20090319/019460
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