第二話
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/27(土) 22:24:13.37 ID:x8UcyBqs0
- ――139ばんどうろ
( ^ω^)「ふぅ、やっと到着できたお」
昨日、アラマキ博士にポケモンをもらいポケモントレーナーとしての第一歩を踏み出した僕は、
一番VIPタウンに近いラウンジタウンを目指し129ばんどうろを歩いていた。
( ^ω^)「こうして歩いてみると、ずいぶんと遠いもんだお」
普段は車で通るこの道路も、自分で歩いてみるととても長い道だということを実感した。
そのときだった。
(ザザッ!)
( ^ω^)「……!」
ポー゜「ピロん!」
野生のポッポが飛び出してきたのだ
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/27(土) 22:32:33.93 ID:x8UcyBqs0
- ( ^ω^)「よし、行けっ!ヒート!」
ノパ听) 「うおおおっ!」
僕はアラマキ博士からもらったヒートと名付けたヒトカゲをボールから出した。
( ^ω^)「よしっ、ヒート!ひっかくだお!」
ノパ听)「わかったぞ!たりゃあ!」
ポー゜「うぐっ……!」
よし、これでポッポの動きは弱まった。
今なら捕獲できるお!
( ^ω^)「いけっ、モンスターボール!」
僕はモンスターボールをポッポにぶつけた。
ポー゜「……!」
ポッポはモンスターボールに収まった。
ボールがガタガタとい揺れる。
( ^ω^)「……」
ボールの揺れが収まれば、捕獲成功のしるし。
だが……
(バシュン!)
- 8 名前:>>7前例に適ってみた:2008/12/27(土) 22:45:10.05 ID:x8UcyBqs0
- ( ;^ω^)「ううっ、また失敗かお……」
ポッポの捕獲は失敗した。
ポー゜「捕まってたまるか!逃げさせてもらうぜ!」
そして、ポッポはそのまま遠くへ飛んでいってしまった。
( ´ω`)「また捕獲失敗かお……」
僕はがっくりと肩を落とした。
実は、これが始めての失敗ではない。
何回も捕獲に失敗しているのだ。
ノパ听) 「元気だせ!私が一人でも頑張るから!」
( ´ω`)「ありがとうだお、ヒート。けど、次こそはゲットしてみせるお……」
とりあえず僕は再びヒートをボールに戻し、再び歩き始めた。
その途中である事に気づく
( ;゜ω゜)「ボ、ボールがもうないお……!」
なんと、これまでの捕獲の失敗でアラマキ博士に選別でもらったモンスターボールをすべて使い果たしてしまったのだ。
( ^ω^)「仕方ないお。ラウンジタウンでボールを購入するお」
そしてまた僕はラウンジシティに向け歩き出した。 - 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/27(土) 22:59:29.14 ID:x8UcyBqs0
- ――ラウンジシティ
( ^ω^)「やっと到着したお!ラウンジシティ」
ラウンジシティ
そこは、ポケモンリーグの開催地に一番近い町で最強のジムリーダーがいるという噂がある。
また、ラウンジの森と呼ばれる広大な森が町の近くに広がっている町でもある
( ^ω^)「まずは、ヒートも疲れてるだろうしポケモンセンターに行くお」
そうして、僕はポケモンセンターに向かった。
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/27(土) 23:03:43.39 ID:csvH+BIt0
- それにしても遅いな、
昨日も言ったけど書き溜めないのか?
- 15 名前:>>13基本的にながらです:2008/12/27(土) 23:10:34.04 ID:x8UcyBqs0
- ――ポケモンセンターinラウンジ
('、`*川「いらっしゃい」
ポケモンセンターに入ると、ジョーイのお姉さんが挨拶をしてくれた。
( ^ω^)「えぇっと、ポケモンの体力を回復してほしいんだけどどうすればいいんですかお?」
('、`*川「あら、あなた初心者トレーナー?」
( ;^ω^)「恥ずかしながら、その通りですお」
('、`*川「ふふっ、恥ずかしがることはないわ。最初は誰だって初心者なんだから」
( ^ω^)「そ、それでどうすればいいんですかお?」
('、`*川「そうね、モンスターボールをこちらに渡してちょうだい」
( ^ω^)「わかりましたお」
('、`*川「それじゃ、回復させるわ」
(ジャンジャンジャジャジャン)←ポケモンセンターの機械の音
('、`*川「はい、これで終わりよ」
( ^ω^)「おっ?こんなに早いんですかお?」
予想よりも、大分早く終わった
科学の力ってすごいなぁ。
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/27(土) 23:17:22.52 ID:kLrjaS4B0
- 昨日とタイトル違うみたいだがこっちでいいのか?
- 17 名前:>>16昨日のは元ネタわかりづらいからこれに変えた:2008/12/27(土) 23:22:00.64 ID:x8UcyBqs0
- ヒートの回復を終わらせた僕は、ポケモンセンターから出てショップに向かった。
( ^ω^)「ショップにはモンスターボールもあるだろうし、ついでにきずぎすりとかも買っとくお」
――ラウンジショップ
( "ゞ)「……いらっしゃい」
無愛想な店員が、入ってきた僕を迎える。
( ^ω^)「モンスターボール10個ときずぐすり2つ、後どくけしを1つください」
( "ゞ)「2700円だよ」
げっ、僕の所持金ギリギリだ。
けど、買わないことには手持ちも増やせないので渋々購入した。
( "ゞ)「……毎度アリー」
こうして、僕はアイテムを買いショップを出た。
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/27(土) 23:37:13.48 ID:x8UcyBqs0
- ( ^ω^)「……」
僕は、モンスターをゲットするために再び139ばんどうろに向かった。
そして、再び捕獲を試みたが……。
( ´ω`)「9個も使ったのに、まったく捕まらないお……」
残るボールも後一個。
最後の一つに全てをかけよう……そう思ったときだった。
???「フハハハ!少年、困っているようだな!」
( ;^ω^)「おっ?なんなんだお?」
どこからか声が聞こえる。
そして……
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/27(土) 23:42:15.66 ID:x8UcyBqs0
- (`・ω・´)「なんなんだお?と聞かれたら」
lw´‐ _‐ノv「答えてあげるが世の情け」
(`・ω・´)「初心者トレーナーの悩みをなくすため」
lw´‐ _‐ノv「世界のお米を守るため」
(`・ω・´)「愛と正義の指導を貫く」
lw´‐ _‐ノv「ラブリーチャーミーな指導役」
(`・ω・´)「シャキン」
lw´‐ _‐ノv「シュー」
lw´‐ _‐ノv「銀河を駆けるコメコメ団の二人には」
(`・ω・´)「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ」
( ;^ω^)「……」
ノハ;゚听) 「……」
(`・ω・´)「どうしたんだい?あまりのかっこよさに声も出ないのかい?」
いきなり出てきて、なにを言ってるんだこの人たちは。
なんか指導とか言ってるけど……
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/28(日) 00:02:21.89 ID:PQL6+8pA0
- ( ^ω^)「それで、あなた達は何をしに……?」
僕は目の前のおじさんと若い女の人のコンビに尋ねた
(`・ω・´)「ふふっ、君の指導をしにきたんだ」
( ^ω^)「指導……?」
(`・ω・´)「君、見たとこポケモンゲットができなくて困ってるだろ?」
( ;^ω^)「うっ……」
この人、めちゃめちゃ鋭い
(`・ω・´)「そこで、お兄さんがポケモンゲットのお手本を見せようかと思ってな」
( ^ω^)「おっ?」
(`・ω・´)「そこで見てなさい。お兄さんがかっこよくゲッチューしちゃうから」
お兄さんというよりはおじさんだけど、そこは気にしないで置こう。
コラ・A・タ「コラッタ様の登場だぁ!」
( ^ω^)「あっ、野生のコラッタが!」
(`・ω・´)「ふふっ、任せなさい。とうっ!」
なんと、シャキンさんはバトルもせずにいきなりモンスターボールをコラッタに投げた。
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/28(日) 00:10:49.34 ID:PQL6+8pA0
- コラ・A・タ「どわっ!」
(シューッ、コンコンコン)
コラッタを捕まえた!(どぅーどぅーどぅとぅるるるーるるー)
( ^ω^)「おおっ……!」
体力を削らずに、ショボンさんはコラッタを捕まえてしまった。
ポケモン図鑑のアラマキ博士のワンポイントレッスンには、体力を削ったり状態異常にすると捕まえやすいって書いてたのに
( ^ω^)「ど、どうやって体力を削らずにポケモンをゲットしたんですかお?」
(`・ω・´)「ふっふっふっ、聞きたいかね?」
( ^ω^)「はいっ!」
(`・ω・´)「よしっ、では聞かせてあげよう!この僕シャキンのポケモンゲット術を!」
そして、シャキンさんはポケモンの捕獲方法について語りだした。
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/28(日) 00:19:24.49 ID:PQL6+8pA0
- (`・ω・´)「いいかい、ブーン君。ポケモンにはあてどころという物がある」
( ^ω^)「あてどころ?」
(`・ω・´)「そうだ。例えばさっきのコラッタ。コラッタのあてどころはしっぽだ」
( ^ω^)「ふむふむ」
(`・ω・´)「実は、あてどころはポケモンの弱点でもあるんだ」
( ^ω^)「そ、そうなんでですかお?」
(`・ω・´)「そうなんす。で、ここにモンスターボールをうまく当てると、
いつもより捕獲できる可能性がグーンとあがるのさ」
( ^ω^)「なるほど」
(`・ω・´)「確かにブーン君が言ってたように体力を削ったり、状態異常にするのも大事だけど
あてどころにボールを当てるようにすると捕獲できる可能性がグーンとあがる。
これを知っているだけで、どんどんモンスターの捕獲はやりやすくなるぞ」
( ^ω^)「おおー!すげーこと聞きましたお。ありがとうですお」
(`・ω・´)「フフフ、気にすることはないさ。僕はいつでも困ってるトレーナーの味方だからね。
では、さらばだっ!」
そして、謎の二人組は僕の前から消えた。
( ^ω^)「よし、さっき聞いたことを参考にもう一回挑戦だお!」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/28(日) 00:32:01.95 ID:PQL6+8pA0
- そして、僕は再び捕獲に挑戦した
ポー゜「また来たか!懲りない奴め
( ^ω^)「ヒート!ひっかくだお!」
ノパ听) 「よし、分かったぞ!」
まずはセオリー通りに相手の体力を減らす。
そして……
( ^ω^)「ポケモン図鑑によるとポッポの急所は……そこだお!」
僕はモンスターボールをポッポにあてた。
( ;^ω^)「……」
(シュバァァン……コンコンコン)
今度は、モンスターがモンスターボールから出てくることはなかった。
( ^ω^)「……やったぁぁぁ!ポッポ、ゲットだお!」
ノパ听) 「イエーイ!」
( ^ω^)「捕まえたポッポにニックネームをつけるお!>>34、よろしくだお!」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/28(日) 00:35:36.09 ID:/It5Wvdd0
- ポルン
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/28(日) 00:40:34.46 ID:PQL6+8pA0
- ( ^ω^)「これからよろしく頼むお!ポルン!」
ポー゜「しゃあねぇ、捕まっちまったのもなんかの縁だ。お前についていってやらぁ」
こうして、僕は新しい仲間を増やしたお。
( ^ω^)「それじゃ、次の目的地へレッツゴーだおー!」
ノパ听) 「オー!」
ポー゜「オー!」
第二話「ポケモン、ゲットだお!」終わり
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/28(日) 00:42:56.64 ID:PQL6+8pA0
- 今日はこれで終わりです
次はトキワの森編生きたいなぁ