( ^ω^)天空の城ブピュタのようです
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:09:46.78 ID:J1haQR6Q0
前回までのあらすじ


私の名前は、ナイトー・ブナ・インバース。
昔友達に「新種のフナみたいだね」って言われたことがあるのが自慢なの!
お魚みたいに、ピッチピチってことだよね!

年は十五歳。そして、泣く子も黙る天才美少女魔道士で(中略)



なんとまとめさんがついていました

前回
(仮)ブーン系祭りまとめサイト様
ttp://boonfestival.web.fc2.com/bupyuta/1.html

ありがとうございます、おかげで逃亡できません

冗談はおいといて、今回もフルながらですが何卒ご容赦を
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:13:28.58 ID:J1haQR6Q0



ノパ听)「……底だ」

長い長い下降の終わりが見えた。

真っ暗な地下道の中に降り立つ二人。

ブズーは着地するとすぐに鞄からランプを取り出し、灯りを点ける。

ノパ听)「用意周到だね」

( ^ω^)「四次○ポケットと呼んでくれお」

冗談を言っているうちに、飛行石の光が消えた。


ランプの灯りの方が、いささか頼りない。

二人は周囲を見渡す。

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:16:41.36 ID:J1haQR6Q0


ノパ听)「真っ暗……だね……」

( ^ω^)「だおね……」

一緒に自分達まで暗くなってしまう、そんな闇が広がっていた。

ブズーは落ちた時の方向を考えて、方位を予測する。

位置的には、北へ向かえばブズーが働く鉱山に出るはずだ。


( ^ω^)「ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な っと」


ノパ听)「えっ?」


( ^ω^)「こっちだお」


ブズーは自信満々に歩き始めた。
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:18:40.23 ID:J1haQR6Q0


ひたすらに闇が続く。


ノパ听)「……ねぇ……」

( ^ω^)「うん?」

ノパ听)「ごめんね、まきこんじゃって」

( ^ω^)「気にするなお」

ノパ听)「……なんでそんなにしてくれるの?」

( ^ω^)「……」

ノパ听)「教えてよ」

( ^ω^)「……ヒータを見た時、ときめいたんだお」

ノパ听)「ときめき?」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:20:55.94 ID:J1haQR6Q0


( ^ω^)「そうだお 空から落ちてきた女の子……ときめいたお」

ノパ听)「snegって?」

( ^ω^)「あ〜それもあるかなぁ〜でも今言う事じゃないよね〜」

ノパ听)「ごめん」

( ^ω^)「ブピュタの事を、思い出したんだお」

ノパ听)「……ブピュタ……か……」

( ^ω^)「だおだお 何か、この子は関係しているんじゃないかって」

( ^ω^)「直感で、そう思ったんだお」

ノパ听)「へ、へぇ……」

( ^ω^)「だから、首を突っ込んだんだお」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:24:36.78 ID:J1haQR6Q0


( ^ω^)「空賊や軍隊にまで追われてる君には、きっとすごい秘密がある」

ノパ听)「……」

( ^ω^)「無理に言わなくてもいいお」

( ^ω^)「それを知りたいから、僕は一緒にいるんだお」

ノパ听)「……」

( ^ω^)「要するに、興味本位だお だから気にしないでくれお」

ノパ听)「……わかった」


そんなことを話しながら歩いていると、二人は大きな空洞に出た。

そしてそこには、小さいながらも地底湖が。


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:26:28.65 ID:J1haQR6Q0



( ^ω^)「ちょっと休むかお」

ノパ听)「うん、そうだね」

( ^ω^)「お腹減ってないかお?」

ノパ听)「ちょっと減ったかも」

( ^ω^)「フフフ そこでこの四次○ポケット!」

ノパ听)「おお! なんとお弁当まで!?」

( ^ω^)「こんなこともあろうかと、色々いれてきたんだお!」

そしてブズーは鞄の中を見た。





( ^ω^)「うわっ」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:28:07.51 ID:J1haQR6Q0



ノパ听)「?」

ノパ听)「どうしたの?」

( ^ω^)「いや、何と言いますか」

( ^ω^)「とてもシェイキングしたせいか、ひどいことに」

ノパ听)「……」

( ^ω^)「……あ、あの湖の水は綺麗だから、飲めるはずだお!」

ノパ听)「はぁ」

二人は仕方なく、水だけで腹を膨らませた。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:31:12.95 ID:J1haQR6Q0



その時。


足音が聞こえた。


( ^ω^)「!?」

ノハ;゚听)「ま、まさか追手!?」

( ^ω^)「……誰だお!」

返事はない。

ゆっくりとそれは近づいてきた。


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:33:26.67 ID:J1haQR6Q0


ザッ!!

N| "゚'` {"゚`lリ


現れたのは、イイ男だった。


( ^ω^)「阿倍じいさん!」

ノパ听)「え、じいさん? え?」

N| "゚'` {"゚`lリ「ブズーじゃないの こんなところでどうしたんだい」

がっしりとした体に青いツナギを着た男。

しかしなぜかブズーはじいさんと呼んだ。

N| "゚'` {"゚`lリ「女の子か……駆け落ちか何かかい?」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:37:03.75 ID:J1haQR6Q0


ノパ听)「だ、誰?」

( ^ω^)「大丈夫! すごくいい人だお!」


ブズーは阿倍に近づくと、状況を説明した。


N| "゚'` {"゚`lリ「へぇ、そいつぁ大変だったな」

( ^ω^)「そうなんだお……出口まで案内してほしいお」

N| "゚'` {"゚`lリ「そうかいそうかい よし、引き受けた」

なんとも、頼りがいのある男であった。

ノパ听)(なぜじいさんなんだ……?)



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:43:13.76 ID:J1haQR6Q0



N| "゚'` {"゚`lリ「おや? お嬢さんその首飾りは……」

ノパ听)「え? これ?」

N| "゚'` {"゚`lリ「こりゃおったまげた 飛行石の結晶じゃないか」

( ^ω^)「飛行石?」

N| "゚'` {"゚`lリ「あぁ、浮力を生み出す伝説の石さ」

( ^ω^)「浮力を……なるほどお」

N| "゚'` {"゚`lリ「こんなご立派なのは、俺も見るのは初めてだぜ」

( ^ω^)「阿倍じいさんが言うとなんだか卑猥です」

N| "゚'` {"゚`lリ「ハハッ 言ってくれるじゃないの」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:45:52.81 ID:J1haQR6Q0



N| "゚'` {"゚`lリ「君はそれをどこで?」

ノパ听)「あ……うちに代々伝わる物です」

N| "゚'` {"゚`lリ「へぇ、なるほどねぇ」

( ^ω^)「そうだったのかお」

ノパ听)「うん」

N| "゚'` {"゚`lリ「もしかしたら、あちらさんはそれが目当てなのかもな」

ノパ听)「……そうだと、思います」

( ^ω^)「なるほど」

N| "゚'` {"゚`lリ「大事にするといい それは悪用させてはいけない物だ」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:48:34.31 ID:J1haQR6Q0



そんなことを話しながら歩いていると、ひとつの光が見えてきた。


( ^ω^)「出口……かお?」

N| "゚'` {"゚`lリ「あぁ、そうだ」

( ^ω^)「阿倍じいさん! ありがとうだお!」

N| "゚'` {"゚`lリ「なぁに、気にしなくてもいい」

ノパ听)「ありがとうございました!」

N| "゚'` {"゚`lリ「お嬢ちゃん」

ノパ听)「?」

N| "゚'` {"゚`lリ「負けるなよ」

ノパ听)「え?」

N| "゚'` {"゚`lリ「なぁに、言ってみただけさ」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:51:25.32 ID:J1haQR6Q0


N| "゚'` {"゚`lリ「じゃあな」

それだけ言って、阿倍じいさんは元来た道を引き返して行った。

ノパ听)「あの人は出ないの?」

( ^ω^)「あの人は地下道に住んでるんだお」

ノハ;゚听)「えっ こんなとこに?」

( ^ω^)「だおだお 地下道の主と呼ばれてるお」

ノパ听)「へぇぇぇ……」

( ^ω^)「鉱山の男達には、ちょっと恐れられた存在だお」

ノパ听)「お、おそれ……?」

( ^ω^)「僕にもよくわからないけど……」

そして二人は、外へと出た。


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:54:56.16 ID:J1haQR6Q0



出た先は、高い空が広がる草原。

地下道の冷たく、ほこり臭い空気とうってかわって。
暖かい、緩やかな風が二人を包んだ。

( ^ω^)「あー、やっぱ外はいいおー!」

ノパ听)「……」

体を伸ばすブズーとは違い、思いつめた顔をしているヒータ。

( ^ω^)「ヒータ?」

そんなヒータを心配して、ブズーは声をかける。

( ^ω^)「どうしたんだお?」

ノパ听)「……あの、ね」

するとヒータは、ゆっくりと語り出した。
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 21:57:25.51 ID:J1haQR6Q0



ノパ听)「一つ、秘密があるの」

( ^ω^)「秘密?」

ノパ听)「うん……私の、本当の名前」

( ^ω^)「お? ヒータじゃないのかお?」

ノパ听)「まだ、続きがあるの」

( ^ω^)「続き?」

ノパ听)「うん……ほんとの名前は、ブヒータ」

( ^ω^)「ブ、ブヒ……?」

ノパ听)「言いたくなかったんだよなぁ」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:03:03.31 ID:a3iWzqJX0
ブヒータwwwwwww
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:04:12.50 ID:wtP+kGfR0
ブヒータwwwwwwww
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:01:06.50 ID:J1haQR6Q0


( ^ω^)「ブヒータ」

ノパ听)「言うな!」

( ^ω^)「で、続きは?」

ノパ听)「……ブヒータ」

:( ^ω^):「プッ……」

ノパ听)「……」

( ^ω^)「ごめんなさい」

ノパ听)「ブヒータ……ブエル・ブル……」

( ^ω^)「いつだったか、なんでもブにすればいいってもんじゃねーぞって言われたのを思い出した」

( ^ω^)「で?」


ノパ听)「……ブピュタ……」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:04:04.26 ID:J1haQR6Q0


(;^ω^)「な……ブピュタ……?」

ノパ听)「……」

(;^ω^)「それって……!」

ブズーが言葉を言い終わる瞬間。


突然飛行機が草原に降り立ち、二人を襲った。


(;^ω^)「なっ!? あぶねーお!」

ノハ;゚听)「うおおおおおこええええ!」

必死に逃げ惑う二人。

しかし、逃げる先にはすでに。

軍人達によって、囲まれていた。

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:06:50.45 ID:J1haQR6Q0



(;^ω^)「くっ……」

それを見てブズーが怯む。

その瞬間。


( ゚ω゚)「ブオーン!」


ブズーの後頭部に衝撃が走った!

兵士によって頭を殴られたのだ。

ノハ;゚听)「ブズー! ブズー!」

必死に名を呼ぶも、ブズーは気絶してしまっている。

なすすべなく、二人は捕まってしまった。


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:11:49.89 ID:J1haQR6Q0





──ブィティス要塞

( ´∀`)「だからなんでもブをつければ」

( ■∀■)「閣下、何を言ってるので?」

( ´∀`)「こっちの話だ で、あの娘はまだ口を割らんのか?」

( ■∀■)「えぇ、なかなか強情でして」

( ´∀`)「手ぬるいわ あんな娘、どうとでもなるだろうに」

( ■∀■)「それがなかなか……」

( ´∀`)「ふん だから貴様はひよっこなのだ」

( ´∀`)「ここは一つ、わしに任せてみぬか?」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:14:51.91 ID:J1haQR6Q0


( ´∀`)「あの娘、なかなかの容姿ではないか」

( ■∀■)「閣下……」

( ´∀`)「くく……凌辱の限りをされれば、口も軽くなるだろうて」

( ■∀■)「……下品ですよ」

( ´∀`)「黙れ 軍人であるなら手段を選ぶな」

( ■∀■)「……肝に銘じておきます」

( ´∀`)「ふん……下がれ」

( ■∀■)「では、失礼します」




( ■∀■)(ふん……本来貴様などが触れられる存在ではないのだ)
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:17:49.61 ID:J1haQR6Q0



──石牢


高い穴のような牢に、ブズーは閉じ込められていた。

(;^ω^)「あいてて……ここは……?」

ブズーは上を見上げる。
そこから差し込む、一筋の光。

( ^ω^)「……」

しかし、見るからに狭く、とてもそこから出られそうではなかった。


( ^ω^)「あそこから落ちたところで、大体CM入るおね」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:20:47.92 ID:J1haQR6Q0



──変わって要塞内の一室



ブズーとはうってかわって、客室のような場所にヒータはいた。

ぼんやりと、外を眺める。

ノパ听)(ブズー……大丈夫かな……)

ノパ听)(……あいつら……やっぱりブピュタを……)

ノパ听)(ていうか、お腹すいたな……)


すると、部屋をノックする音がした。


ゆっくりとドアが開く。

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:23:59.06 ID:J1haQR6Q0



( ■∀■)「ご機嫌いかがですかな?」

見覚えのある顔。

ノパ听)(……)

( ■∀■)「流行りの服は嫌いですか?」

ヒータは用意されていた服を着ないで無造作にほかっていた。

ノパ听)(なんでメイド服ばっかなんだ……)

( ■∀■)「私の趣味を受け入れてくれないようで……寂しいですよ」

ノパ听)「お前の趣味かよ……」

( ■∀■)「ところで、まだ思い出してはくれませんか?」


( ■∀■)「ブピュタの位置をしらせる、呪文を」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:27:45.57 ID:J1haQR6Q0



思い出してくれないか。


その言い方に、ヒータは少し引っ掛かった。

ノパ听)(……そんなもの……知らないのに……)

いつでも思い出せるような言い方に、違和感が。

ノパ听)(私が知ってるのは……二つだけ)

ノパ听)(おまじないと……)

ノパ听)(……知らない!)

( ■∀■)「ううん、手荒な真似はしたくないのですが」

( ■∀■)「あまりに黙っているのなら、あの少年がどうなるか」

ノハ;゚听)「!」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:29:44.39 ID:J1haQR6Q0


ノハ;゚听)「ブズーには関係ない!」

( ■∀■)「おや、やっと話してくれましたか」

ノパ听)「……ブズーに手を出すな……!」

( ■∀■)「それは、あなた次第ですよ」

ノパ听)「……」

( ■∀■)「受け継いだ呪文が、あるでしょう?」

ノパ听)「!」

( ■∀■)「なんでもいいのですよ それをいってくれるだけでいいのです」

ノパ听)「……」

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:31:20.83 ID:J1haQR6Q0



ノパ听)「……わかったから」

( ■∀■)「ほう」

ノパ听)「ブズーを先に……解放してあげて……」

( ■∀■)「……いいでしょう こちらへ」

ノパ听)「……」

そして二人は、部屋を後にした。




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:33:41.85 ID:J1haQR6Q0



──石牢




( ^ω^)「やっべぇこりゃやっべぇ」

( ^ω^)「俺死ぬ?死ぬの?」

( ^ω^)「軍隊に捕まるとか明らかに終わってるだろうこれ」

( ^ω^)「ああやっべぇ! ヒータに手出しときゃよかった!」

( ^ω^)「全ては手遅れか……時を戻す時計でもあれば……」

( ^ω^)「……お?」

ブズーが独り言を言っていると、石牢の戸が開いた。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:35:52.92 ID:a3iWzqJX0
最悪だwwww

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:37:31.12 ID:eLPnNWS8O
>>43www
( ^ω^)は不思議な時計を拾ったようです

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:36:21.42 ID:J1haQR6Q0



兵士「出ろ」

( ^ω^)「お……?」

ブズーは言われるがままに外へ出る。

すると。


( ^ω^)「ヒータ!」


ノパ听)「ブズー……」

( ^ω^)「何もされなかったかお!?」

ノパ听)「うん 大丈夫だよ」

( ^ω^)「それはよかったお!」

ノパ听)「……ブズー」

( ^ω^)「……お?」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:38:20.42 ID:J1haQR6Q0



ノパ听)「……ごめんね」


( ^ω^)「え?」


ノパ听)「さよならっ!」

ヒータはそれだけ言うと、走り去っていってしまった。


(;^ω^)「ちょ、まってくれお!」

( ■∀■)「おっと」

追い掛けようとするブズーを、グラサンが止める。

( ■∀■)「君も男なら聞きわけたまえ」

(;^ω^)「はなせ! はなせお!」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:38:46.75 ID:a3iWzqJX0
おお、ここはちゃんと原作っぽいwwww

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:42:43.83 ID:J1haQR6Q0



(;^ω^)(さよならって……なんだお!)

(;^ω^)(ここまでフラグを感じさせておいて……生殺しかお!)

(;^ω^)(汚い!さすがブヒータ汚い!)

絶望の淵に立たされ、四肢を大地につくブズー。

( ■∀■)「……君とあの子は、住む世界が違うのだよ」

( ■∀■)「これは受け取りたまえ」

手に、数枚の金貨を握らされた。

( ■∀■)「私からの礼だよ 君の稼ぎの数年分はあるだろう」

( ^ω^)「え?まじっすか? もらっていいんすか?」

( ■∀■)「あぁ、受け取りたまえ」

( ^ω^)「あざーす!」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:46:00.71 ID:J1haQR6Q0


( ゚ω゚)(なんて言うと思ったかお!)

( ^ω^)(でもここはひとまず、大人しく引き下がるお……)

( ^ω^)「……帰っていいのかお?」

( ■∀■)「ああ、この事は、他言無用だよ?」

( ^ω^)「わかってるお 誰にも言わないお」

( ■∀■)「では、行きたまえ」

( ^ω^)「……さよならですお」


( ^ω^)(……ヒータ、待っててくれお……必ず迎えに……!)





( ^ω^)(とりあえず今日はご馳走決定)


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:48:27.41 ID:a3iWzqJX0
現金な奴だwwwwwwwwww

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:50:54.37 ID:J1haQR6Q0



ブズーが町へと戻っている頃、ヒータはまたも部屋で俯いていた。


ノハ´兪)「おなかすいた……」

服とかどうでもいいから食べ物を。

切実に願っていた。

するとまたノックが。

( ■∀■)「失礼するよ」

ノパ听)「……」

( ■∀■)「そんなに警戒しないでくれたまえ」

( ■∀■)「ちょっと、ついてきてもらうよ」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:54:10.60 ID:J1haQR6Q0


大きな要塞内をエレベータで降りる。

どうやらかなりの地下へ向かっているようだ。

ノパ听)(……どこにいくんだろう……)

( ■∀■)「怯えなくてもいい 変な所じゃないさ」


そうは言われても、怖いものは怖い。

ヒータは不安を抱きながら、上へ上へと流れる景色を見つめていた。


そして、エレベーターが止まる。

( ■∀■)「ここだ」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:58:05.14 ID:J1haQR6Q0



兵士「大佐! お疲れ様です!」

( ■∀■)「あぁ、ご苦労開けてくれないか」

兵士「はっ!」

そして、厳重に閉じられた扉が開かれる。

ノパ听)「……?」

中は暗くて、何も見えない。

( ■∀■)「はいりたまえ」

ヒータは怯えつつ、ついていった。

扉がしまり、室内の灯りが点灯する。

そこにうつった物は。

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 22:59:24.44 ID:J1haQR6Q0








    _,,..,,,,_
   ./ 。  `ヽーっ 
   l o 3  ⌒_つ
    `'ー---‐'''''"














ノパ听)「えっ?」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:02:10.29 ID:J1haQR6Q0



ノパ听)(え?生き物……え?なにこれ?)

( ■∀■)「驚いただろう?」

ノパ听)(いやうん、驚いたけど、なにこれ?)

全長五メートル程の、巨大なもさもさが横たわっていた。


ノパ听)「何……これ?」

( ■∀■)「こいつは、空から降ってきた」

ノパ听)「空から!?」

( ■∀■)「ああそうさ」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:02:38.19 ID:a3iWzqJX0
荒巻wwwwwwwwwww

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:02:42.62 ID:QMk5aKlq0
これは吹いたwwww

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:04:22.12 ID:QMk5aKlq0
  |l| | |l| |
   _,,..,,,,_
 ./ ゚ 3  `ヽーっ
 l ゚ ll ⊃ ⌒_つ
)`'ー---‐'''''"(_
 ⌒)   (⌒   ビターン
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:27:09.47 ID:mPXnTbuc0
>>61
吹いたwww
支援

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:05:40.82 ID:J1haQR6Q0


( ■∀■)「これは素晴らしい物なのだよ」

ノパ听)「えぇ……」

( ■∀■)「こいつが金属なのか粘土なのか、我々にはそれすらもわからない」

ノパ听)「いや、毛じゃ? もさもさしてるよ?」

( ■∀■)「しかし、こいつが決定づけたのさ」


( ■∀■)「ブピュタの存在を」

ノパ听)「!」

( ■∀■)「こいつは十中八九、ブピュタから落ちたと思われる」

ノパ听)「はぁ」


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:09:48.05 ID:J1haQR6Q0


( ■∀■)「……君なら、わかるだろう?」

ノパ听)「何が……」

( ■∀■)「ブヒータ」

ノパ听)「! なんで……それを……」

( ■∀■)「私の名は、モスカ」

( ■∀■)「ブモスカ・ブロ・ブル・ブピュタ」

ノパ听)「早口言葉……?」

( ■∀■)「Bが四つで、B4U」

ノパ听)「えっ?」

( ■∀■)「そして……君の名前にも、ブピュタがつくのであろう?」
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:10:52.93 ID:SF6Q6vOt0
だからブをry

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:13:51.67 ID:J1haQR6Q0



ノパ听)「……」

( ■∀■)「ブヒータ・ブエル・ブル・ブピュタ」

ノパ听)「なんで……それを……」

( ■∀■)「ブエルはブピュタ語で“王”、ブエルは“まこと”」

( ■∀■)「君は正統な王位継承者、ブヒータ王女だ」

ノパ听)「な、なんだってー!?」

( ■∀■)「……知らないのも無理はない……その血筋は、長い歴史の中で薄くなっていった」

( ■∀■)「しかし……私達は今こうして、巡り合えた」

ノパ听)「……」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:17:51.52 ID:OMoJkk0SO
威厳のかけらも無い名前だなwwwww

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:17:26.87 ID:J1haQR6Q0



( ■∀■)「あるだろう? 伝えられた、おまじないの言葉が」

ノパ听)「……」

( ■∀■)「それを言ってくれるだけでいいんだよ」

そう言いながら、モスカは飛行石の首飾りをヒータの首に巻いた。

( ■∀■)「落ち着いてからでいい、期待しているよ」

ノパ听)「……知らないよ……」

ノパ听)「……普通の生活に……戻してよ……」


ノパ听)「ご飯ちょうだい……」

( ■∀■)「お腹すいてたの?」

ノパ听)「うん、結構」

( ■∀■)「ああ、じゃあ戻って何か食べようか」

ノパ听)「わーい」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:22:20.00 ID:J1haQR6Q0


そして部屋に戻ったヒータは、夕食をモリモリと食べた。

それはもう、モリモリと。


ノパ听)「ゲプ」


満足したヒータは、また窓をぼんやりと見つめ、ご満悦のご様子。



ノパ听)「おまじない……か……」


思い出す、その言葉。
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:24:56.23 ID:J1haQR6Q0


ノパ听)(困った時の……おまじない……)

思い出すのは、幼い頃。





J( 'ー`)し「困った時の、おまじない」

ノハ ゚ ゚ )「おまじない?」

チータは幼い頃、ふくよかだった。

J( 'ー`)し「えぇ、勇気の出る、おまじないよ」

ノハ ゚ ゚ )「なぁにそれ?」

J( 'ー`)し「それはね」








J( 'ー`)し「バルスよ!」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:29:52.46 ID:J1haQR6Q0







ノパ听)「バルス……!」





MPがたりない!





ノパ听)「だめじゃん……」
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:31:20.79 ID:J1haQR6Q0



再び思い出す。



J( 'ー`)し「バルスは滅びの言葉だったわ」

J( 'ー`)し「おまじないの方はね……」


一語一語、しっかりと思いだす。


おまじないの、言葉達を。


ノパ听)「……よし!」

そしてヒータは、大きく息を吸いこんで、言い放つ。
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:36:55.10 ID:J1haQR6Q0



ノハ )「すぅぅぅぅぅぅ……」




ノパ听)「飛行石の!ちょっといいとこ!見てみたい!!」

ノパ听)「そーれ!ブ・ピュ・タ!ブ・ピュ・タ!」

ノパ听)「ブ・ピュ・タ!ブ・ピュ・タ!」

ノパ听)「ブ・ピュ・タ!ブ・ピュ・タ……」




〜地下室〜




ざわ……
    ざわ……
    _,,..,,,,_
   ./ 。  `ヽーっ  <……
   l o 3  ⌒_つ
    `'ー---‐'''''"

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:38:17.31 ID:a3iWzqJX0
コールwwwwwwww

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:38:17.56 ID:YNYADo0f0
ちょww宴会みたいwwwwwww

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:38:45.49 ID:mUr0AdIC0
wwwwwwwwwww

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:40:07.64 ID:1jtfPqWI0
ちょwwwwwwwwwwwwwww

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:40:19.94 ID:J1haQR6Q0


兵士1「お、おい……なんか物音が……」

兵士2「ま、まさか……」

兵士1「一応……見てみるか?」

兵士1「お、お前が行けよ」

兵士1「たくっ、しょうがねぇなぁ」

兵士1「……すまんな……臆病で……」

兵士1「へっ 気にするなよ 見てくるぜ」

兵士1「気をつけて……な……」

兵士1「お前に心配されちゃ、俺もおしまいかもな」

兵士1「ば、馬鹿なこと言うなよ!」

兵士1「ははっ すまないな!」

そして扉をあけた。

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:40:33.48 ID:2cGA2l1TO
ばろすwwwwwwwwwwwwwwwwww

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:41:33.96 ID:YNYADo0f0
兵士1ばっかじゃねーかwwwwwwwwww
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:42:02.12 ID:LmCo1G7J0
兵士1自演乙wwwwwwwwww

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:42:50.65 ID:SF6Q6vOt0
一人芝居wwwwwwwwww
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:45:26.14 ID:8TnOxGCP0
兵士1自演するにももっと上手くやれwwww
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:41:57.59 ID:J1haQR6Q0


兵士「……」


    _,,..,,,,_
   ./ 。  `ヽーっ 
   l o 3  ⌒_つ
    `'ー---‐'''''"



兵士「……」

    _,,..,,,,_
   ./ 。  `ヽーっ 
   l o 3  ⌒_つ
    `'ー---‐'''''"


兵士「き、気のせいか……」

    _,,..,,,,_
   ./ 。  `ヽーっ 
   l o 3  ⌒_つ
    `'ー---‐'''''"

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:46:32.96 ID:J1haQR6Q0

兵士「……!?」


    _,,..,,,,_
   ./ 。  `ヽーっ  ブルブル!!
 ((l o 3  ⌒_つ)) ブルブル!!
    `'ー---‐'''''"















             カラッ!!
       _,,..,,,,_,、、.,、,、、..,_       /i
     ./ ,' 3 .、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
     l   ⊃:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
      `'ー--‐''゙`

兵士「えっ?」

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:47:03.94 ID:QTsACBlh0
ええっ!?

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:47:07.50 ID:LmCo1G7J0
まさかすぐるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:49:07.95 ID:J1haQR6Q0




       _,,..,,,,_,、、.,、,、、..,_       /i
     ./ ,' 3 .、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i  三ピュー!!
     l   ⊃:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
      `'ー--‐''゙`


兵士「なっ!? 扉を閉めろー!」

兵士「しまった! 俺だけだった!」

兵士は慌てて外へ出ると、扉を閉めた。

そして非常通報を流す。


兵士「大変です! ロボットが……カラッとおいしそうに! もしもーし!」

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:49:54.91 ID:QTsACBlh0
誰か中濃ソースを…
支援

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:50:34.79 ID:bRrxIgdsO
揚がりやがったwwwww

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:51:50.51 ID:bRrxIgdsO
>>103
せっかくだから俺は、素材の味そのものを楽しむぜwwwww

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:52:16.88 ID:J1haQR6Q0



〜兵士待機室〜

兵士1「またあいつか……」

兵士2「あいつは妄想壁があるからなぁ」

兵士1「ロボットがカラっととか(笑)」

兵士3「嘘つくならもっとまともな嘘をだな……」


しかし、その予想を覆す轟音が。


ドカァァァァァン!!


兵士達『な、なんだァーッ!?』

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:55:45.19 ID:J1haQR6Q0



要塞内部は、一本の筒状に吹き抜けになっている。

音に驚いた兵士たちが地下を見ると、そこはすでに。

火の海と化していた。





       _,,..,,,,_,、、.,、,、、..,_       /i
     ./ ,' 3 .、.:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
     l   ⊃:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄
      `'ー--‐''゙`

その中で蠢く、カラっとロボット。


( ■∀■)「なん……だと……?」


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:57:25.89 ID:bRrxIgdsO
……まぁ、油は高温だしねぇ……



天ぷらや揚げ物を作るときは火災に気をつけたいNe

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/20(火) 23:58:39.38 ID:J1haQR6Q0


( ■∀■)「まさか……あの娘か!」

モスカは急いでブヒータの部屋へと向かった。


( ■∀■)「ついに! ついにこの時がやってきたのだ!」


昂る気を押さえながら、モスカはヒータの部屋の扉を開けた。


バンッ!!


ノパ听)「ブ・ピュ・タ!!ブ・ピュ・タ!!」



( ■∀■)「……」

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/21(水) 00:02:44.90 ID:QNN0g+SMO
俺だったら何も見なかったコトにしてドアを閉めるわwwwww
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/21(水) 00:02:14.05 ID:ck91f/Zl0


( ■∀■)「おい!」

ノパ听)「!? いたのか!?」

( ■∀■)「飛行石が……凄まじい光を……!」

ノパ听)「うおっ! ほんとだ!」

( ■∀■)「よこすんだ!」

モスカが飛行石に触れようとした、が!


バチィ!!


まるで石が拒否したかのように、モスカの手を電撃が弾いた。


(;■∀■)「く……小癪な……」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/21(水) 00:06:14.83 ID:ck91f/Zl0


( ■∀■)「ブピュタを示す……聖なる光か……伝承の通りだ!」

ノパ听)「えっ?」

( ■∀■)「来い!」

ノパ听)「うわわわ!」

ヒータは腕を掴まれ、引っ張られる。

そして、外で見た光景に、二度びっくりした!


ノハ;゚听)「な、なんだありゃぁぁぁぁ!?」


火の海の中、もさもさロボットがカラっとなっていたのだ。

驚くのも、無理はなかった。
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/21(水) 00:16:33.07 ID:ck91f/Zl0



ノパ听)「! 日付変わってるじゃん!」

ノパ听)「ということで、今日はここまで!」



支援ありがとうございました

書き溜めは…ギャグで書き溜めができる人はすごいと思います
わたしゃ無理です!ながらでもこれなのに!

ではでは!
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